「ガンプラ EXPO」本郷奏多が展示に興奮「ダグザさんはこういう気持ちだったのかな」

「GUNPLA EXPO TOKYO 2020 feat. GUNDAM conference」オープニングセレモニーの様子。左からROLAND、本郷奏多、土田晃之。

「ガンダム」シリーズのプラモデル「ガンプラ」のイベント「GUNPLA EXPO TOKYO 2020 feat. GUNDAM conference」が、11月15日まで東京・新宿住友ビル 三角広場にて開催されている。そのオープニングセレモニーが本日11月12日に実施された。

「GUNPLA EXPO TOKYO 2020 feat. GUNDAM conference」では、“未来のガンプラ工場”をテーマに、新商品や1/1スケールのビームサーベルとシールドの展示、組み立て体験会など、今年40周年を迎えた「ガンプラ」に関連した多数の催しが用意されている。オープニングセレモニーにはこの日、ガンプラ40周年ビルドアンバサダーに就任した本郷奏多をはじめ、土田晃之、ROLANDが登壇した。

トークパートに登場した3人は、まず「ガンプラ」との出会いを話していく。小学生時代に「SDガンダム」シリーズで「ガンプラ」に触れたという本郷は、40年という歴史に驚きを見せつつ「時代とともに進化する『ガンプラ』も楽しく見てきました。『ガンプラ』は常に大好きだし、これから先も大好きだと思いますね」と話す。さらに本日19時から自身が出演する配信イベント「第4回『みんなでガンプラ オンラインガンプラ会』」に向け、新作のガンプラを作ってきたことを明かし、登壇者を驚かせると「『ガンプラ』大好きなんで」と、満面の笑みで力強く「ガンプラ」愛を語った。

「形に残るものよりは、思い出を大事にするタイプ」だと言うROLANDは、経営者としての視点も交え「1年、2年で倒産してしまう会社もある中で、40年も続くことは本当にすごいこと。今回を機に形に残すっていうのも少しはやってみてもいいのかな」と「ガンプラ」にさっそく興味を持った様子だった。土田は小学校低学年時に「ガンダム」のアニメよりも先に「ガンプラ」に触れたことを明かし、「もうすぐ50歳なんですけど、ここまで『ガンプラ』と付き合いが長くなるとは思っていなかったんで、本当にすごいなと思っています」と、「ガンプラ」との出会いに感謝していた。

続いて話題は、この日新作も発表された「ガンダム」シリーズに。“宇宙世紀”を舞台にした作品が好きだという本郷は「機動戦士ガンダムUC」をお気に入りの作品として挙げる。本郷は劇場公開時にはプライベートで舞台挨拶にも参加していたというエピソードを明かし、さらに「7話全部セリフが言えます。そのぐらいは観ていますね」と20周以上アニメを繰り返し観ていることを告白。隣にいた土田も「ガチ中のガチじゃん!」と感心していた。

この日のイベントに向けシリーズ第1作「機動戦士ガンダム」を予習してきたROLANDは、作品の魅力について「少年兵ならではの感情の起伏があったり、ストーリーも単純でなく環境問題に特化してそこから飛躍した話なんだなとか、昔の作品でこんなに深くストーリーを作り込んでいるんだっていうのが衝撃で。みんながハマる理由がわかるなと思いました」と語る。さらに「カイがスパイのミハルを入れちゃうところとか、大人だったらありえないじゃないですか。それが子供だから恋心も交えていたり、いろいろ理解できるなって思いました」と具体的なシーンにも言及し、土田も交え「ガンダム」トークに花を咲かせた。

また、オープニングセレモニーに先駆け会場を回ってきたという本郷は気になったコーナーとして、1/1スケールのビームサーベルとシールドについて言及。その迫力を興奮気味に伝えると、「作品は違いますけど、シナンジュのビームアックスに切られたダグザさんはこういう気持ちだったのかな」と、「機動戦士ガンダムUC」のワンシーンを引き合いに出し笑いを誘った。

最後の挨拶では3人がそれぞれ「ガンダム」シリーズそして「ガンプラ」の魅力を伝えていく。締めの挨拶となった本郷は「僕はけっこう『ガンプラ』が好きだと思っているんですけど、そんな『ガンプラ』ファンに対してどんどんどんどん期待を超えてくる新しい『ガンプラ』を作ってくれるのがバンダイさんです! 本当にこれからも進化していくと思いますし、『ガンプラ』にずっと夢中になっていただけたらうれしいです」と、止まらない「ガンプラ」の進化に思いを馳せながら、ファンに向けメッセージを送った。

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